令和6年度予算特別委員会で私から建設局に提案しておりました、王子動物園と公共交通機関を利用した連携切符の販売が実験的に開始されることとなりました!
王子動物園は土日は慢性的な駐車場の混雑があり、今後の再整備より駐車可能台数が減少することから公共交通の利用を推進するがあるが、そのためにもどうぶつ王国などでは実施されている公共交通機関との連携切符や周辺市営駐車場への利用を促す方策などが必要だと提案しました。
概要
さらに上記2つのいずれかの実験に参加し、アンケートに回答していただいた方には、王子動物園グッズをプレゼントします。
目的
王子公園では、王子公園再整備基本方針や基本計画に基づき、再整備事業を進めており、今後、来園者の増加が見込まれます。
そこで、王子公園駐車場や周辺道路の混雑緩和とともに、公共交通機関への転換を促し、SDGsの貢献につなげるため、この秋、よりお得に、より気軽に参加できる2つの交通社会実験を実施します。
市バスと王子動物園入園券がセットになったデジタル企画乗車券の販売
実施内容
往復の市バス運賃(92系統に限る)と王子動物園の入園料を通常1,060円※のところ、600円にてお得な企画乗車券を販売します。(※2024年10月1日以降の料金)
販売期間
2024年9月21日(土曜)~2024年12月1日(日曜)
対象路線
市バス92系統(路線図はこちら)(PDF:2,693KB)
市営三宮・花隈駐車場を利用した王子動物園の来園者に駐車料金の大幅値引
実施内容
市営三宮・花隈駐車場を利用し、駐車券を持参して、公共交通機関等で王子動物園に来園した場合、対象駐車場が5時間無料で利用できます。
対象駐車場
- 市営三宮駐車場(詳細は神戸電鉄株式会社(代表法人)のホームページ)
- 市営花隈駐車場(詳細はタイムズ24株式会社(代表法人)のホームページ)
令和6年度予算特別委員会 議事録
のまち圭一▷私、先日ちょっと香港の友達からですね、ガイドブック、香港で売ってる神戸のガイドブックを送ってもらったんですけど、見ると、王子動物園書いてなくて、動物王国は書いてるんですけど、王子動物園のことは書かれてないので、やっぱり積極的にアピールをもっとする必要があるんじゃないかなっていうのを感じました。次にですね、公共交通機関の利用促進についてお伺いします。今後、再整備する駐車場は収容台数を減らし、公共交通機関の利用等を促進していくこととのことだが、具体的な取組内容は検討しているのでしょうか。例えば、市バスや鉄道業者、KANSAI MaaSアプリとの連携による割引セット券の販売や、旅行会社とのタイアップ等の取組は再整備を待たずとも実施できる政策であり、併せて入園者数の増加も図ることができると考えるが、早急に取組を進めるべきではないかと思いますが、見解をお願いします。
建設局長▷ 王子公園につきましては、駅から近くてですね、公共交通の利便性が高いことからですね、公共交通機関の利用促進施策を推進して交通手段の転換を図っていきたいと考えてございます。 具体的にはですね、現在もですね、市営の三宮駐車場や花隈駐車場に駐車した後にですね、公共交通機関で動物園に来園された方には、駐車料金を3時間割引するサービスを行っているところでございますが、こういった割引時間の延長など、サービス内容の拡充について検討しているところでございます。また、公共交通機関で来園された方にですね、動物園の限定グッズなどインセンティブを提供することで、さらなる公共交通機関の利用促進を図りたいと考えてございます。その中でですね、検討が進んでできるものにつきましてはですね、再整備を待たずしてですね、実施したいと考えてございます。 委員御提案のですね、交通事業者との連携のセット券販売やですね、観光事業等のタイアップはですね、鉄道事業者をはじめ、外部関係者の協力も必要でありますのでですね、そういった有効な施策だと考えてますが、そういった協議を行いながら、動物園の来園者の増加をですね、図るべくですね、前向きにですね、研究していきたいと考えてございます。
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