神戸市バスの利便性向上に向け、私は**「バスの現在位置や遅延情報をオープンデータとして公開すべき」**と交通局に強く提案しました。
現在の市バスには「バス停に貼られたQRコードを読み取ると、文字でバスの位置が分かる仕組み」があります。しかし――

❌ 現状の課題
- 位置情報は**“文字だけ”表示**で直感的に分かりづらい
- 9,000ビュー/日ほどしか利用されておらず、全体利用者(約15万人)からすると活用は限定的
- 情報はその人しか見られず“共有性ゼロ”
- 乗客増につながる仕組みにはなっていない
✅ 他都市では「リアルタイム情報 × Googleマップ」が主流!
東京都営バスや京都バスでは、バスの現在位置・遅れ情報を
**「GTFSリアルタイム形式」**でオープンデータとして公開し、
Googleマップや各種アプリ上で 地図表示 + 到着予測 が確認できます。
京都バスのGTFSリアルタイムデータのオープンデータ化とリアルタイム位置情報および混雑情報

🔹たとえば「あと3分で72系統が来る」「60系統の方が早い」などが一目で分かります。
🔹外国人観光客にも対応(自動翻訳)されており、インバウンドにも効果大!
🎤 私の主張
「神戸市が独自システムを作るのではなく、データを公開するだけでよい。
Googleなど既存サービスを使えば、少ない投資で大きな利便性向上になる。
これは“コスト”ではなく 利用者増につながる“投資” である。」
🚉 交通局の回答
交通局は、
- 現在「バスロケーションシステムの改修(リプレース)」を進めている
- 神姫バス・山陽バスと共通の仕組みにする予定
- GTFSリアルタイム化は“オプション機能”として追加検討可能だが費用が課題
- リニューアルの効果を見ながら検討したい
との答弁でした。
✊ 今後も提案を続けます!
今後の議会でも以下を訴えてまいります。
- 「地図で見られるだけ」では不十分! → オープンデータ化こそ本命
- 外国人・若年世代・乗り換え利用者にとって分かりやすい公共交通へ
- 最新技術を“閉じたシステム”ではなく“開かれた形”で活用する神戸市に
市民の足を守りつつ、もっと「使いやすく」「選ばれる」神戸市バスへ。
引き続き、皆さまの声をもとに改善を提案してまいります。


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