【令和6年度決算特別委員会】交通局審査 バスロケーションをオープンデータ化

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神戸市バスの利便性向上に向け、私は**「バスの現在位置や遅延情報をオープンデータとして公開すべき」**と交通局に強く提案しました。

現在の市バスには「バス停に貼られたQRコードを読み取ると、文字でバスの位置が分かる仕組み」があります。しかし――

2025年10月現在の神戸市バスのバスロケーションシステム

❌ 現状の課題

  • 位置情報は**“文字だけ”表示**で直感的に分かりづらい
  • 9,000ビュー/日ほどしか利用されておらず、全体利用者(約15万人)からすると活用は限定的
  • 情報はその人しか見られず“共有性ゼロ”
  • 乗客増につながる仕組みにはなっていない

✅ 他都市では「リアルタイム情報 × Googleマップ」が主流!

東京都営バスや京都バスでは、バスの現在位置・遅れ情報を

**「GTFSリアルタイム形式」**でオープンデータとして公開し、

Googleマップや各種アプリ上で 地図表示 + 到着予測 が確認できます。

京都バスのGTFSリアルタイムデータのオープンデータ化とリアルタイム位置情報および混雑情報

🔹たとえば「あと3分で72系統が来る」「60系統の方が早い」などが一目で分かります。

🔹外国人観光客にも対応(自動翻訳)されており、インバウンドにも効果大!


🎤 私の主張

「神戸市が独自システムを作るのではなく、データを公開するだけでよい

Googleなど既存サービスを使えば、少ない投資で大きな利便性向上になる。

これは“コスト”ではなく 利用者増につながる“投資” である。」


🚉 交通局の回答

交通局は、

  • 現在「バスロケーションシステムの改修(リプレース)」を進めている
  • 神姫バス・山陽バスと共通の仕組みにする予定
  • GTFSリアルタイム化は“オプション機能”として追加検討可能だが費用が課題
  • リニューアルの効果を見ながら検討したい

との答弁でした。


✊ 今後も提案を続けます!

今後の議会でも以下を訴えてまいります。

  • 「地図で見られるだけ」では不十分! → オープンデータ化こそ本命
  • 外国人・若年世代・乗り換え利用者にとって分かりやすい公共交通へ
  • 最新技術を“閉じたシステム”ではなく“開かれた形”で活用する神戸市に

市民の足を守りつつ、もっと「使いやすく」「選ばれる」神戸市バスへ。

引き続き、皆さまの声をもとに改善を提案してまいります。

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