【令和7年3月一般質問】④元町地区の防災対策について

 元町地区はエリア内に学校がなく、災害時の一時避難場所の確保が課題であります。当該エリアは、大型マンションも多い一方で、自治会や商店街等による総合防災訓練も少なく、防災対策が十分でないと感じています。さらに、帰宅困難者の一時避難場所も、近隣には海沿いのホテルオークラが指定されているほか多くは少し離れたJRより北側に設定されている。当該エリアは、三宮エリアと比較して標高が低く、特に大津波警報が発せられた際にはJR線よりも北側に避難する必要があると案内されている、現在の計画上、元町エリアの住民や勤めている方、多くの観光客がJR線より北側に避難したとしても、全員受け入れられるだけの受け皿は十分に用意できているのか、ご見解をお伺いします。

小原副市長

神戸市におきましては、1000年に1度の確立で発生する津波を想定した対策といたしまして、防潮堤のかさ上げや強化等の事業を進めてまいりまして、令和5年3月に完了しているところでございます。
 この対策によりまして、兵庫県が平成26年に発表いたしました浸水想定区域のうち、都心部など人の住む区域は浸水しないものと想定されているところでございます。ただ、現状におきましては、津波警報や大津波警報が発表された際には、現行の浸水想定区域の設定に従い、例えば議員御指摘の元町地区につきましては、市民等にJRより北側に一旦避難していただくよう啓発しているところでございます。
 しかしながら、防潮堤の整備等が完了したことも踏まえまして、市民の避難行動の在り方につきまして、今後、専門家等の意見もお聴きしながら見直しを検討していく必要があると考えているところでございます。あわせまして、浸水想定区域の見直しにつきましても、兵庫県に働きかけを行っていきたいと考えております。
 一方で、その後の避難の場所といたしましては、避難所がございます。避難所につきましては、災害発生後、自宅などが被災した場合に避難生活を送る場所として開設することとしているものでございまして、元町地区におきましては、JRの北側の避難所につきまして、神戸生田中学校やこうべ小学校などを指定しており、また避難者が集中する場合には当初想定しております体育館等の避難スペース以外にも空き教室などを順次開放すること等で対応できると考えているところでございます。
 このように、神戸市におきまして、これまで1000年に1度の津波対策をはじめ、大容量送水管の整備など各種ハード対策を進めてきたところでございますが、あわせまして自助・共助・公助の観点から、地域防災への支援の強化とともに、引き続き市民への周知・啓発を進めてまいりたいと考えております。

のまち

 南海トラフ地震というのが今度10年以内に80%以上という確率が今年上がりまして、一説には2035年前後とも言われている中で、ウオーターフロントの再整備による観光客の増加や、今後、県庁の再整備が行われていく中で元町駅の周辺の再整備というのも行われていきます。その中で、10年間変動がかなりある地区となりますので、その間の一時避難場所の確保だけではなくて、ウオーターフロントからの避難する方の動線であったりとか、そういう連動した防災の対策というのを・・これ、市だけじゃなくて、もちろん県と一緒になって連携してやっていただきたいと思います。これ、要望しておきます。

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