令和 5年建設防災委員会( 9月15日)にて、危機管理室に対し災害時の赤ちゃん用ダンボール簡易ベッドの備蓄状況について質問を行いましたところ、ベビー用品のメーカのコンビウィズ担当者から連絡がありました。その後、コンビウィズ・神戸市危機管理室担当者と意見交換会を行い、その中で災害時の協定や寄贈など前向きな検討をお願いしました。
そして、令和5年12月20日にコンビウィズ社より神戸市に段ボール型ベビーベッド102床を寄贈いただけました。子育て世代の安心をあたえ、育児の不安のほんの少しですが解消できていればいいなとおもいます。神戸市は積極的に勧めているにも関わらず発信が少なく全国的に認知されていないのが現状です。
今回のように政令市の中でも進んだ支援していくよう引き続き活動していきます。
また、今回の委員会の質疑については、一谷勇一郎 衆議院議員と信州大学医学部 村上寛先生のやりとりを受け神戸市にも必要と思い質疑となりました、引き続き国と市連携を行ってまいります。
【写真 寄贈式にて(左から 筒井危機管理監・のまち・なんのゆうこ議員・コンビウィズ松浦社長】
建設防災委員会
議事録
○委員(のまち圭一) 避難所について、ちょっとお伺いします。避難所での赤ちゃんの良好な生活環境を確保するために、災害用備蓄品として、赤ちゃん専用の段ボールベッドを導入している自治体があると聞いていますが、本市でも子育て世帯が安心して過ごせる避難所環境の整備のために導入を検討すべきと考えていますが、見解をお願いします。
○危機管理室長 避難所で乳幼児を連れられた避難者の方が安心して過ごせる環境を整えるということは非常に重要であると考えております。
当市につきましては、今、避難所のほうで粉ミルクとか紙おむつ等の現物備蓄のほうを行っているところであります。
また、乳幼児の方や妊産婦がいるような御家庭で、一般の避難スペースでなかなか過ごすことが困難で、配慮が必要な避難者の方につきましては、避難所となる学校施設内の中で、相談室とか、多目的室といったところで避難所内に設置する福祉避難スペースですね、そちらのほうを御案内するような形を今取っております。そういったことでやっておりますので、赤ちゃん専用の段ボールベッドの現物備蓄については、現在検討のほうは行っておらない状況になっております。
ただ、福祉避難スペースにつきましては、利用人数には限りがございます。ですので、多数の避難者が長期にわたりまして避難生活を余儀なくされるような場合には、やはり赤ちゃん専用の段ボールベッドをはじめまして、様々な流通備蓄等を活用しながら、避難者が安心して過ごせるような環境整備、そちらのほうを努めてまいりたいというふうに考えております。
以上でございます。
○委員(のまち圭一) すみません、確認ですけど、要は相談室とか多目的室が使えるから、特に今のところ、ベッドの準備は考えていないということでよろしいですか。
○危機管理室長 福祉避難スペースのほうは、マット敷きになっておりまして、そういうところでじかに寝かすようなことも可能なスペースになっておりますので、そちらのほうで何とか対応ができるのではないかということで考えております。
○委員(のまち圭一) 分かりました。災害の規模とかね、避難所の人数によって、その辺はまた変わってくると思いますので、また引き続きそこは準備するか、若干高いという話も聞いてますので、そこはメーカーさんと相談していただいて、協定結ぶなり、そういうのをまた検討していただければと思います。 要望なんですけど、 神戸市の話ではないかもしれないですけど、一般的にそういうお子様を持たれた、赤ちゃんを持たれてる家庭に質問、アンケートしたところ、避難所に行っていいのか分からないとか、そういう多目的ルームが使えるかっていう情報っていうのは、やっぱりほとんど持ち得てないみたいなので、まあ避難のときはこういうのが準備してるんで安心してくださいねみたいな情報というのは、やっぱり子供を持たれている家庭の方に、定期的に案内とかをするようなほうがいいかと思いますので、ぜひとも検討のほうをよろしくお願います。
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